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64.淮海集わいかいしゅう[重要文化財]
北宋時代の文人である秦観(1049―1101)の詩文集です。号は邗溝居士(かんこうこじ)、淮海ともいいます。前述の蘇軾に、屈原(戦国時代末期の著名な詩人)ほどの才能があると絶賛され、黄庭堅(1045―1105)・張耒(ちょう らい、1052―1112)・晁補之(1053―1110)らとともに「蘇門の四学士」といわれています。
本書は、南宋時代の乾道9年(1173)の刊行されたもので、巻末に印刷製本費を記した珍しい刊語があるのが特徴です。全10冊。
(請求番号:重002-0007)
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- 人物背景を知る:市橋長昭(1773―1814)
仁正寺藩(現在の滋賀県蒲生郡日野町西大路にあった一万八千石の小藩)の藩主・市橋長昭(いちはしながあき、1773―1814)は、豊後佐伯藩主・毛利高標、鳥取若桜藩主・池田冠山とともに、「柳の間」(江戸城内にある部屋の名)詰めの三大学者大名といわれた人物です。
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