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4.日本後紀にほんこうき
『続日本紀』の次に編修された勅撰国史。桓武天皇の延暦11年(792)正月から淳和天皇の天長10年(833)2月まで、4代42年間の国の歴史が編年体の漢文で記されています。撰者は藤原冬嗣(ふじわらのふゆつぐ)・藤原緒継(ふじわらのおつぐ)ほか。仁明天皇の承和7年(840)に完成しました。全40巻(現存10巻)。皇位をねらう道鏡に反抗した和気清麻呂(わけのきよまろ)の忠烈を讃えて詳細な伝記を載せたほか、政治に対する批判を述べているのも本書の特色です。
展示資料は、紅葉山文庫旧蔵。全10冊。
(請求番号:137-0128)
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