会期 |
令和7年10月11日(土)〜12月7日(日) ※11月16日(日)、23日(日・祝)、24日(月・休)は休館 |
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開館日時 | 月〜日曜日 | 午前9時15分〜午後5時00分 ※閲覧室の開室日時とは異なります。ご注意ください。 |
会場 | 国立公文書館 東京本館 | |
協力 | 千代田区観光協会 | |
入場料 | 無料 |
江戸幕府は海外との窓口を長崎・対馬(つしま)・薩摩(さつま)・松前の4か所に限り、国際関係を統制していました。8代将軍徳川吉宗は輸入書籍の制限を緩和し、以後様々な海外知識が国内へ流入しました。 海を渡ってきた新しい知識は、どのように江戸時代の人々に受け入れられたのでしょうか。本展では、内閣文庫の資料から18世紀を中心に日本に来航した外国使節や輸入書籍、江戸時代を代表する文化人たちの海外研究に関する著作をご紹介します。
西洋紀聞(せいようきぶん) 【自筆本】
『西洋紀聞』は、新井白石(あらいはくせき)(1657-1725)が、密入国したイタリア人宣教師のシドッチから得た知識をもとに著述した書で、当時としては高い世界地理知識を有します。キリスト教に関する記事を含むために新井家に秘匿(ひとく)されてきましたが、寛政5年(1793)、幕府の命令により献上されました。展示資料は、紅葉山文庫旧蔵書で新井白石の自筆本です。
御書物方日記(ごしょもつかたにっき) 【重要文化財】
『御書物方日記』は、将軍の図書館・アーカイブズである紅葉山文庫の書物奉行の約150年間にわたる業務記録です。記述の内容は、蔵書の管理・出納、目録類の編纂(へんさん)など多岐にわたります。
展示資料は、「江戸幕府書物方関係資料」として平成30年(2018)に国の重要文化財に指定されました。
北夷分界余話(ほくいぶんかいよわ) 【重要文化財】
『北夷分界余話』は、間宮林蔵(まみやりんぞう)(1775-1844)のカラフト調査に基づく口述を編集・筆録したカラフトの地誌・民俗誌です。彩色図96図を用いてカラフトアイヌの生活が忠実に描かれています。展示資料は、紅葉山文庫旧蔵書で、「間宮林蔵北蝦夷(えぞ)等見分関係記録」として平成3年(1991)に国の重要文化財に指定されました。
※資料保存のため、会期中、展示替えを行います。
令和7年度第2回企画展「世界へのまなざし―江戸時代の海外知識―」の展示解説会を開催いたします。 | ||
開催日時 |
第1回 令和7年10月17日(金) 第2回 令和7年10月30日(木) 第3回 令和7年11月17日(月) 各回とも午後2時開始(所要時間40分程度) |
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開催場所 | 国立公文書館 東京本館(千代田区北の丸公園3−2)4階会議室 | |
受付期間 |
第1回・第2回ともに、開催の2日前午後5時まで 第3回 令和7年11月14日(金)午後5時まで |
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申込方法等 |
○参加費:無料 ○参加人数:各回40名(事前申込制) ○募集方法: 【受付用フォーム】またはメールにより、参加受付を行います。 ※【受付フォーム】は、外部サイトです。 メールでお申し込みいただく場合は、受付用メールアドレス(tenji◆archives.go.jp[※◆を@に変更])に以下の事項を記載の上、お申し込みください。 ・メールの件名に、参加をご希望の開催日時を書いてください。 例:「(10/17)第2回企画展展示解説会申込」 ・本文に以下を記載してください。 氏名(ふりがな) 平日の日中に連絡可能な電話番号 | |
注意事項 | お申し込みをいただいた後、当館担当者より、受付確認の返信をいたします
受付用メールアドレス(tenji◆archives.go.jp[※◆を@に変更])の受信が可能となるよう設定をお願いいたします。
開催当日の受付にて、メールを印刷したもの、または携帯電話等の画面を確認させていただきます。 ※受付は先着順とし、定員(40名)に達した場合には、受付を終了しますので、ご了承ください。 ※メールアドレス等の個人情報については、今回の展示解説会開催に係る事務作業にのみ使用し、終了後は速やかに破棄いたします。 ※展示解説会終了後の展示観覧は自由観覧となります。 ※最新の開館情報及びご来館にあたってのお願いは、当館ホームページ等をご確認いただきますようお願いいたします。 |