| 会期 |
令和8年1月17日(土)〜2月21日(土) ※1月26日(月)は休館 |
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| 開館日時 | 月〜日曜日 | 午前9時15分〜午後5時00分 ※閲覧室の開室日時とは異なります。ご注意ください。 |
| 会場 | 国立公文書館 東京本館 | |
| 協力 | 一般社団法人 千代田区観光協会 | |
| 入場料 | 無料 | |
令和8年(2026)の干支は午です。動物としては馬が充てられています。馬は、4世紀末から5世紀の初め頃に大陸から伝来して以降、様々な場面で日本人のそばに寄り添ってきました。 本展では、当館所蔵資料から、馬を神に奉(ささ)げた記録や、武芸や馬具に関する資料などをご紹介します。
馬、神より生ず
日本書紀(にほんしょき)
『日本書紀』によると、食物の神である保食神(ウケモチノカミ)は、月夜見尊(ツクヨミノミコト)に殺されてしまいます。その遺骸から、穀物や蚕(かいこ)、馬や牛が生じました。馬は、保食神の頭部から生じたと伝えられます。
古絵馬そろい踏み
扁額軌範(へんがくきはん)
安土桃山時代、豪華な扁額(門などにかかげる大型の額)形式の絵馬が流行しました。江戸時代には、絵馬の図集も出版されました。
本図は、京都の北野天満宮に奉納された長谷川等伯(はせがわとうはく)筆の扁額絵馬の写しです。武蔵坊弁慶(むさしぼうべんけい)が、源義経(みなもとのよしつね)の命を狙った土佐坊昌俊(とさのぼうしょうしゅん)のもとに討ち入り引っ捕らえる場面が描かれています。
大将ここにあり
御馬印(おうまじるし)
馬印(うまじるし)とは、将の所在を示すために立てる標(しるし)のこと。武威と存在感を示すため、様々な意匠が凝らされました。本図は、『御馬印』より、徳川家康(とくがわいえやす)と息子秀忠(ひでただ)の馬印。金扇の馬印は、家康から秀忠に譲り渡され、以降、徳川将軍家に代々引き継がれました。
過去の展示会