今回のテーマは、「歴史と物語」。古代から近世にかけて朝廷や幕府が編纂した正史とあわせて、歴史を彩るエピソードに富む軍記物や歴史物語の数々を紹介。歴史編纂に注いだ古人の努力を振り返るとともに、庶民が歴史に求めたロマンに光をあてます。
今回の特別展では、明治期に考案された発明の数々を発明家や特許に関する公文書を通してご紹介いたします。詳細な発明品の図面や特許明細書などからは、次第に機械化し近代化する明治の工業の成長と技術の進歩を感じることができ、発明の歴史を通して近代産業の発展過程を辿ることができます。日本の技術発展を支え続けてきた「発明のチカラ」を、貴重な公文書や発明をめぐる様々な物語とともにお楽しみください。
今回のテーマは、「旗本御家人II —幕臣たちの実像—」。平成21年春の特別展「旗本御家人—江戸を彩った異才たち—」の続編です。前回の展示同様、貴重な著述を後世に残した旗本御家人(幕臣)や、明治維新後にさまざまな分野で活躍した旧幕臣の業績を紹介すると共に、前回の展示では触れられなかった、幕臣の一生を跡づける幕府の公文書をご紹介します。
平成二十一年秋の展示会は、天皇陛下御在位二十年慶祝行事の一環として、天皇陛下の御即位を始め、国事行為や行幸等を記録する貴重な公文書を、様々な資料と共に、内閣官房,宮内庁等の御協力を得て展示し、国民と共に歩んでこられた年月を振り返る「天皇陛下御在位20年記念公文書特別展示会」を開催しました。
徳川将軍家の家臣である旗本御家人。さまざまな職務や複雑な序列に縛られていた彼らですが、役人として能力を発揮した人もいれば、その個性と才能で文化の発展に貢献した人もいました。幕末の旗本御家人の中には、明治維新後、わが国の近代化に尽力した異才もすくなくありません。この展示では、江戸時代の役人社会を構成すると共に人材の宝庫でもあった「旗本御家人」の姿を、当館所蔵の古書古文書と公文書で照らし出します。
江戸時代から現代までの学校の制度変遷を軸に、その根拠となる法令や制定理由、様々な学校の設立・校名の変更などの文書を、当館所蔵の江戸から明治にかけての豊富な資料の中から、ご覧いただきます。
国立公文書館が所蔵する江戸から明治にかけての豊富な資料の中から、病と医療に関する古書古文書と公文書をご紹介します。展示資料を通して、人々の生命を容赦なく奪った感染症の恐怖、そして医療の改善と改革をざした先駆者たちの努力の跡があざやかに浮かび上がります。
20世紀に入るころまでに漢文で刊行され利用されてきた東アジア地域共有の文化財「漢籍」。現代の私たちには、馴染みが薄いと思われがちな漢籍を新しい視点からご紹介いたします。
昭和22年(1947年)5月3日の日本国憲法施行から満60年。国内外の様々な力が複雑に絡みあう情勢の下で進められた日本国憲法の制定と新憲法に伴う諸施策。当館が所蔵する資料により、「再建日本の出発」に向けて様々な制度や政策が立案、検討、審議され、実施に移された過程を60年前にさかのぼってご覧いただきます。
明治期に在任した7人の内閣総理大臣は、それぞれ維新の激動に身を投じ、明治初期から官僚あるいは軍人として欧米に学びながら、近代日本国家の形成と確立に力を尽くしました。今回、彼らの業績を記した公文書を展示し、近代国家としての体制を急速に整えていった明治日本の姿をご紹介します。