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開催予定の展示会

令和7年度第3回企画展 「馬とまつりごと―神事と武芸からみる馬の日本史―」

馬とまつりごと―神事と武芸からみる馬の日本史ポスター

【展示会】

概要

 令和8年(2026)の干支は午です。動物としては馬が充てられています。馬は、4世紀末から5世紀の初め頃に大陸から伝来して以降、様々な場面で日本人のそばに寄り添ってきました。 本展では、当館所蔵資料から、馬を神に奉(ささ)げた記録や、武芸や馬具に関する資料などをご紹介します。

主な展示資料

馬、神より生ず

馬、神より生ず

日本書紀(にほんしょき)

 『日本書紀』によると、食物の神である保食神(ウケモチノカミ)は、月夜見尊(ツクヨミノミコト)に殺されてしまいます。その遺骸から、穀物や蚕(かいこ)、馬や牛が生じました。馬は、保食神の頭部から生じたと伝えられます。


古絵馬そろい踏み

古絵馬そろい踏み

扁額軌範(へんがくきはん)

 安土桃山時代、豪華な扁額(門などにかかげる大型の額)形式の絵馬が流行しました。江戸時代には、絵馬の図集も出版されました。
 本図は、京都の北野天満宮に奉納された長谷川等伯(はせがわとうはく)筆の扁額絵馬の写しです。武蔵坊弁慶(むさしぼうべんけい)が、源義経(みなもとのよしつね)の命を狙った土佐坊昌俊(とさのぼうしょうしゅん)のもとに討ち入り引っ捕らえる場面が描かれています。


大将ここにあり

大将ここにあり

御馬印(おうまじるし)

 馬印(うまじるし)とは、将の所在を示すために立てる標(しるし)のこと。武威と存在感を示すため、様々な意匠が凝らされました。本図は、『御馬印』より、徳川家康(とくがわいえやす)と息子秀忠(ひでただ)の馬印。金扇の馬印は、家康から秀忠に譲り渡され、以降、徳川将軍家に代々引き継がれました。


過去の展示会

「特別展」 「企画展」 「館外展示及び他機関と連携した取組」


特別展

企画展

館外展示及び他機関と連携した取組