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物語風の歴史

概要

「六国史」後も、朝廷は国史の編修を継続しましたが、新しい国史(『新国史』)は、結局未完に終わります。しかし、だからといって歴史が書かれなくなったわけではありません。漢文体で書かれた従来の国史の簡潔で堅苦しい記述に飽き足らなかった作者たちによって、『栄花物語』『大鏡』など仮名文の物語風の歴史書が生み出されました。

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