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5.続日本後紀しょくにほんこうき
天長10年(833)2月から嘉祥3年(850)3月に至る、仁明天皇在位18年間の出来事を記した勅撰国史。仁明天皇を継いだ文徳天皇の命で斉衡2年(855)に編纂に着手。清和天皇の貞観11年(869)に全20巻が完成しました。撰者は藤原良房(ふじわらのよしふさ)・春澄善縄(はるずみのよしつな)ほか。仁明天皇一代記という性格にふさわしく、記述は詳細で、本文の記事を多くの注記で補うなど、きめ細かい配慮がなされています。物怪の記事が多いのも、本書の特色です。
展示資料は、徳川家康の命で作成された慶長写本の一つ。全10冊。
(請求番号:特055-0007)

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