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52.三国志さんごくし
『三国志』は、後漢時代(25―220)末期の争乱から、魏・蜀・呉の三国鼎立、そして晋による統一(265)までの歴史を記述したもので、「魏志」30巻・「蜀志」15巻・「呉志」20巻からなります。撰者の陳寿(233―297)は、もとは蜀に仕えていた人物で、蜀が滅んだのちに晋に仕え、歴史書を編纂する職に就きました。
展示資料は、「蜀志」巻2「劉備伝」の冒頭部分、「蜀志」巻5「諸葛亮伝」の一部分です。紅葉山文庫旧蔵『二十一史』(『三国志』は第65―76冊)。
(請求番号:別010-0001)
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