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47. 国家金銀銭譜こっかきんぎんせんぷ

歴代の書物奉行の中には、一流の学者もすくなくありません。

『国家金銀銭譜』は、明和4年(1767)2月、70歳の高齢にもかかわらず書物奉行を拝命し、同6年10月に72歳で病死した青木昆陽(名は敦書)の著。さまざまな金銀銭貨の模写図に、鋳造年代や量目などを添えた貨幣図録です。延享3年(1746)に成り、宝暦8年(1758)に続集が著されました。

展示資料は、明治9年(1876)の写本で、全2冊。内務省旧蔵。

(請求番号:182-0036)

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