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8. 新刊吾妻鏡(伏見版)しんかんあずまかがみ

慶長10年(1605)3月、家康が征夷大将軍の職を辞す直前に出版された伏見版の『吾妻鏡』(書名は『東鑑』とも)。

底本は、北条本『吾妻鏡』(同書についてはデジタル展示〈歴史と物語〉新しいウィンドウで開くに解説あり)。『貞観政要』同様、臨済宗の僧承兌(じょうたい 西笑承兌、相国寺承兌とも)の跋文を載せ、その中で家康が閑暇の折に『吾妻鏡』を耽読していたことが紹介されています。承兌(1548-1607)は鹿苑僧録(禅宗寺院の統轄者)を務め、家康の側近の1人でもありました。全26冊。

(請求番号:特128-0001)

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