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19. 芥子園画伝かいしえんがでん

『芥子園画伝』は、清の画家・王概が編集した画譜。山水画の描法が、古来の名家の絵を例示して解説されています。展示資料は、吉宗がやはり享保8年5月28日に借り出したもので、康煕18年(1679)の李漁の序がある同書の初集です。

『芥子園画伝』は、のちに二集・三集も刊行され、あわせて中国で描法の手本集として好評を博し、わが国でも写本や版本のかたちで普及しました。

画を描くことに長けていた吉宗は、趣味として本書を閲覧したと思われます。全5冊。紅葉山文庫旧蔵。

(請求番号:子062-0005)

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