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13. 明月記(慶長御写本)めいげつき

『明月記』は、平安末から鎌倉前期の貴族で歌人として著名な藤原定家(1162-1241)の日記。自筆本と写本を合わせて、治承4年(1180)から嘉禎元年(1235)までが現存しています。

展示資料は、冷泉家所蔵の定家自筆本(清書本を含む)を、慶長19年(1614)に家康の命で五山の僧が書写したもの。建久3年(1192)から天福元年(1233)までの日々の記録が(散逸箇所が多く不完全ながら)記されています。現在、原本は財団法人冷泉家時雨亭文庫が所蔵し、平成12年に国宝に指定されました。全64冊。紅葉山文庫旧蔵。

(請求番号:特097-0002)

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