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35. 乗方聞書のりかたききがき

中国のみならず西洋の馬にも強い関心を抱いた吉宗は、洋馬(ペルシャ馬)を輸入すると共に、オランダ商館長を介して、オランダ人馬術師ケイズル(Hans Jurgen Keiserling)を招き、洋式馬術を教習させました。享保10年(1725)に初めて渡来したケイズルは、翌年、江戸城で馬術を披露。その後も二度三度と来日して富田又左衛門らにその技術と知識を伝授し、あわせて吉宗の質問に答えました。書名は『阿蘭陀馬乗方聞書』とも。

展示資料は、富田又左衛門が長崎でケイズルから教えられた内容をまとめた報告書。全1冊。

(請求番号:154-0418)

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