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39. 四書集註ししょしっちゅう

儒学を好んだ綱吉は、大名や旗本などを相手に、元禄3年(1690)から6年にかけて、四書(大学・中庸・論語・孟子)の講義を行いました。

展示資料は、その講義用テキスト。中国南宋の朱熹が著した注釈書に林家(幕府の儒官)が点を加えた書を出版したもので、刊記はありませんが、開講の年、元禄3年の刊と思われます。受講者の携帯の便を配慮して「巾箱本」(きんそうぼん 小型本)に仕立てられています。全26冊。

(請求番号:276-0043)

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