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44. 坐隠先生訂譜全集 ざいんせんせいていふぜんしゅう

家康以来、碁将棋を尊重し棋士を庇護した徳川将軍家。おのずと紅葉山文庫の蔵書には、将棋だけでなく囲碁の書も含まれていました。

『坐隠先生訂譜全集』は、万暦37年(1609)に刊行された、中国明代の囲碁の書。「坐隠」は囲碁の別名で、坐しながら隠遁するという意味。著者の汪廷訥は万暦年間に在世した人で、多くの戯曲と詩文、囲碁の書を著し、刊行しました。坐隠先生のほか、全一真人、無無居士と称し、『人鏡陽秋』(展示資料18)の著者でもあります。全8冊。紅葉山文庫旧蔵。

(請求番号:子066-0003)

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