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32. 名家叢書めいかそうしょ

『名家叢書』は、吉宗側近の学者たちの研究成果を収録した叢書。

成島道筑、高瀬学山、荻生北渓、深見有隣など、すでに展示資料の解説に登場した人々のほかに、有職故実に詳しい浅井奉政(あさいともまさ)、国学者の荷田在満(かだありまろ)、漢学者の桂山義樹(かつらやまよしたね)、甘藷(サツマイモ)の研究で知られる青木昆陽(あおきこんよう)、『政談』の著者荻生徂徠(おぎゅうそらい)など、そうそうたるメンバーの研究報告を見ることができます。

展示資料は、このうち深見有隣が桂山義樹と共同で行った『奇器図説』の和訳。全78冊。紅葉山文庫旧蔵。

(請求番号:特063-0001)

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