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48. 西洋度量考外国（海外情報・外交）せいようどりょうこう

美濃国郡上藩（八幡藩とも）の藩主で幕府の寺社奉行も務めた青山幸哉（あおやまゆきしげ　1815―63）の著。蘭学者志筑忠雄（しづきただお）の『度量考』を増補したもので、西洋諸国の度（長さ）・量（容積）・貨（貨幣の単位）・数の名称をアルファベット順に並べて解説しています。安政2年（1855）刊。

青山幸哉は、丹波国篠山藩主青山忠裕の子。郡上藩主青山幸礼の養子となり、天保9年（1838）に郡上藩（4万8,000石）の藩主に。幸哉は、本書の序を書いている足立櫟亭（医者で蘭学者）からオランダ語を学びました。

展示資料は、昌平坂学問所旧蔵。全1冊。巻末に「郡上蔵梓」の朱印が捺されています。

（請求番号：182-0126）