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46. 西洋銭譜外国(海外情報・外交)せいようせんぷ

丹波国福知山藩主朽木昌綱(くつきまさつな 1750―1802)が著したドイツ・オランダなど西洋諸国のコイン図録。昌綱自身が描いた金銀銅貨の表裏の図のほか、それぞれの大きさや重さ、西洋の国々についての簡単な解説等が載っています。天明7年(1787)刊。

朽木昌綱は、本書が刊行された年に福知山藩(3万2,000石)の藩主となり、寛政12年(1800)に隠居。享和2年(1802)に53歳で没しました。

号は竜橋、彩雲堂ほか。和歌をよくし、松平不昧(出雲国松江藩老公)に茶の湯を学ぶなど、好学で多彩な趣味を持つ殿さまとして知られています。とりわけ西洋の事情や文物に関心が深く、前野良沢、大槻玄沢などの蘭学者や長崎のオランダ商館長ティツィングらと交流がありました。

本書は、古泉学(古銭の研究)でも一家をなした昌綱のマニアックな情熱と豊富な蘭学人脈が相まって成立したと言えるでしょう。昌綱には本書のほかに『新撰銭譜』『古今泉貨鑑』等の著があります。

展示資料は、昌平坂学問所旧蔵。全1冊。

(請求番号:182-0011)

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