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23. 関ヶ原記戦記・歴史書せきがはらき

3代将軍家光の時代、酒井忠勝、松平信綱らとともに幕政の中心にあった武蔵国忍藩主阿部忠秋(あべただあき 1602―75)の著。慶長3年(1598)正月から同6年8月に上杉景勝が会津から米沢に移されるまでが、異聞や逸事を挿み、編年体で記されています。成立年未詳。

9歳で小姓として家光に仕えた忠秋は、寛永10年(1633)、松平信綱・堀田正盛・三浦正次・太田資宗・阿部重次とともに「六人衆」の一人として幕政を議するよう命じられ、同年、老中の職を拝命しました。同12年に下野国壬生藩主(2万5,000石)となり、同16年に武蔵国忍藩主(5万石のち8万石に加増)に。延宝3年(1675)5月に74歳で没しました。

展示資料は、昌平坂学問所旧蔵。全5冊。

(請求番号:168-0148)

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