-
大名
-
大名の系譜
江戸幕府成立当初、大名諸家の出自や由緒はかならずしも明らかではありませんでした。 幕府は、数次にわたって諸家に家譜(家の歴史)の提出を命じ、大名旗本諸家の来歴を明らかにしました。
資料一覧で詳細を確認する -
名君の条件
戦乱の世が遠ざかるにつれて、大名には武将としての能力以上に、藩内のさまざまな問題に対処する手腕と資質が求められるようになりました。名将から名君(明君)へ。おのずと名君たちの言行を回顧し顕彰する記録も作成されるようになります。
資料一覧で詳細を確認する -
大名の教訓
「名君」として側近や後世の士に言行を記録されただけでなく、みずから家臣や子女に訓戒を垂れた大名もいました。その内容は、日々の心得や役人の倫理、学問や諸芸の習得法、施政の方針など多種多彩。これら“殿さまの教え”には、今日なお傾聴に値するものがすくなくありません。
資料一覧で詳細を確認する -
大名の編著書
大名の中には、自身の知識や趣味の成果を著書にまとめた人もいました。著書のテーマは、歴史・地誌・本草・茶の湯・外国語など多種多彩。江戸時代の学問芸術における彼らの貢献の大きさがうかがえます。とりわけ老公たちの文化的活動は顕著で、その著書を通じて、彼らの教養の高さとあわせて人間的魅力も感じ取れます。
資料一覧で詳細を確認する - 大名