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1. 寛永諸家系図伝かんえいしょかけいずでん

『寛永諸家系図伝』は、寛永年間(1624―44)、3代将軍徳川家光の時代に幕府が編纂した大名旗本諸家約1,400家の系譜集。

寛永18年(1641)、幕府は諸家の系譜編纂を命じ、太田資宗(三河国西尾藩主で奏者番)を総裁に、儒者の林羅山を副総裁に任命しました。羅山とその子鵞峰らが諸家から提出された系譜の真偽を吟味したのち、翌年5月から編纂を開始し、数十人の人員が精勤した結果、寛永20年(1643)9月9日に全巻が完成しました。

同月25日、仮名交じりの仮名本と漢字で書かれた真名本(まなぼん)の2種(各186冊)を浄書して献上。展示資料はこのとき献上された仮名本で、端正な書体で記され、漢字には読み仮名が添えられています(真名本の献上本は日光東照宮が所蔵)。全186冊。紅葉山文庫旧蔵。

(請求番号:特076-0001)

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