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24. 御当家記年録戦記・歴史書ごとうけきねんろく

播磨国姫路藩主榊原忠次(さかきばらただつぐ 1605―65)が、寛文4年(1664)の2月から8月にかけて編纂した「御当家」(徳川将軍家)の年代記。徳川氏の先祖が上野国世良田郷(現在の群馬県太田市のうち)から三河国松平郷(愛知県豊田市のうち)に移り住んだとされる永享元年(1429)から、3代将軍家光が没する慶安4年(1651)までが収められています。記述は簡潔ながら、異説がある場合はそれを併記するなど、記述の正確さに重点が置かれています。

榊原忠次は、上野国館林藩主、陸奥国白河藩主を経て、慶安2年(1649)に姫路藩(15万石)の藩主になりました。林鵞峰ほか林家の人々と親しく交わり、蔵書家としても知られています。

展示資料は、全6冊(全8巻のうち、巻3・4を欠く)。

(請求番号:141-0050)

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