ここから本文

印刷するには?

12. 板倉重矩公常行記いたくらしげのりこうじょうぎょうき

下野国烏山藩主板倉重矩(1617―73)に幼時から仕えた鈴木政証によって編まれた重矩の言行録。

寛永15年(1638)に島原の乱で奮戦した重矩は、翌年、父重昌の遺領を相続し、5,000石を弟の重直に分与したのち、三河国深溝から同国中島に居を移し、中島藩(1万石)の藩主になりました。

寛文5年(1665)に老中、同8年に京都所司代を拝命。同12年(1672)に島原の乱や京都所司代時代の功績等によって烏山藩主(5万石)となり、翌延宝元年(1673)に57歳で亡くなりました。

本書には、重矩の島原の乱における戦いぶりや文武の心得、家臣の扱い方、京都所司代時代の窮民救済などが詳しく記されています。

展示資料は、寛政11年(1799)に片山周意なる人物によって書写されたもの。全1冊。

(請求番号:158-0371)

写真をクリックすると拡大画像が表示されます

本文ここまで



ここからメニュー

大名の系譜
名君の条件
大名の教訓
大名の編著書
戦記・歴史書
故実考証
儒学・教育
地誌
文学(詩歌)
本草・博物学
外国(海外情報・外交)
産業
茶の湯ほか
図録・絵巻
随筆

メニューここまで


ページここまで