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22. 関原始末記戦記・歴史書せきがはらしまつき

若狭国小浜藩主で幕府の老中(のちに大老)を務めた酒井忠勝(さかいただかつ 1587―1662)の著。関ヶ原の戦から年月が経過し神君(徳川家康)の大いなる武功の記憶が薄れつつあることを憂慮した忠勝が、自身の見聞や古老の話をもとに、林羅山とその子鵞峰に編集させたもので、別名を『関原合戦始末記』。明暦2年(1656)の成立です。

上下2巻から成り、上巻には豊臣秀吉の死(1598年)から慶長5年(1600)8月まで。下巻には同年9月から関ヶ原の合戦(9月15日)に勝利した家康が11月に江戸城に戻るまでのことが記されています。

展示資料は、紅葉山文庫旧蔵。全2冊。金泥模様の題簽(だいせん)と見返しがある美本です。

(請求番号:168-0176)

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