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38. 游芸館詩集文学(詩歌)ゆうげいかんししゅう

武蔵国忍藩主阿部正識(あべまさつね 1764―1803)の世子時代の漢詩集。五言律詩・七言律詩・五言絶句・七言絶句の4部に分けて作品が収録されています。天明3年(1783)、正識20歳の年の刊。游芸館は正識の号(ほかに鳳楼とも)。正識は『関ヶ原記』を著した阿部忠秋の後裔です。

阿部正識は、天明7年(1787)に遺領を継いで忍藩(10万石)の藩主となり、寛政8年(1796)に隠居。享和3年(1803)に40歳で没しました。

展示資料は、昌平坂学問所旧蔵。全1冊。

(請求番号:206-0117)

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