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30. 論語徴集覧儒学・教育ろんごちょうしゅうらん

陸奥国守山藩主松平頼寛(1703―63)が、『論語集解』(魏の何晏ほか)・『論語集註』(宋の朱熹)・『論語古義』(伊藤仁斎)・『論語徴』(荻生徂徠)など和漢の論語注釈書を、比較対照しやすいように編集した書。

荻生徂徠の門人服部南郭の寛延3年(1750)の序があり、その頃の成立と推定されます。宝暦10年(1760)刊。観濤閣蔵版。

展示資料は、文化9年(1812)、江戸の書肆崇文堂前川六左衛門による後刷りで、全20冊。筑前国福岡出身の儒者亀井昭陽(1773―1836)自筆の書き入れが多数見られます。内務省旧蔵。

(請求番号:191-0181)

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