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25.三語便覧さんごべんらん

『三語便覧』は、フランス語・英語・ドイツ語の対照辞書。著者の村上英俊(むらかみひでとし 義茂、義隆とも。1811-90)は、10代で蘭学者の宇田川榕庵(うだがわようあん)に学んだのち松代藩医となり、佐久間象山(さくましょうざん)の勧めでフランス語を学び始めました。本書はその最初の成果。村上は幕府の蕃書調所に出仕し、明治元年(1868)に仏学塾「達理堂」を開いた、わが国のフランス語学者の草分けです。嘉永7年(1854)刊。全3冊。

三語便覧

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