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『小笠原島日記』には、文久元年12月から翌年2月にかけて行われた、島の住人たちと幕府側の対話の内容が記されています。通訳を務めたのは中浜万次郎。島民との対話といっても、それはいわゆる役人の聴取ではありません。水野はイギリス人ウェッブに、本国における家柄と出世の関係や不倫を犯した夫婦の罪などを問い、またウェッブの蔵書のなかにイギリスの刑法の本はないかと尋ねています。全3冊。
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