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11.万国旗章図譜ばんこくきしょうずふ

水戸の鱸奉卿(鈴木重時)が、清国から米利堅(アメリカ)まで、各国の国旗や艦船の旗など291種を彩色で示した図譜。嘉永5年(1852)序。各国の旗章を図示した当時もっとも詳細な刊行物で、著者はアへン戦争の情報に接して危機感をふくらませ、この図譜の作成を思い立ったということです。旗を見ただけでどこの国の船か即座に確認できる便利な1冊。水戸弘道館教官の森庸軒(もりようけん)は、後序で、本図譜を全国の海岸防備担当者必携の書であると推奨しています。全1冊。

万国旗章図譜

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