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50. 全国初の「美観地区」指定

市街地建築物法は、都市の美観を保つために、「美観地区」を指定し建築物の構造・設備・敷地に関する制限を行うことができると定めていました。

この規定に基づき昭和8年(1933)3月、皇城を中心とする面積2万9千ヘクタール余りが、全国で初めて「美観地区」に指定されました。指定時の理由書は、「東京は『我国政治、経済、文化の中心』であり、人口では世界第2位、面積でも世界第5位の大都市であるが、依然として都市の構造上『甚しく遜色(そんしょく)あり』、都市美観の観点からも改善整備を図る必要がある」と指摘しました。

昭和7年 東京市35区当時の東京

資料関連地域

千代田区千代田

昭和7年 東京市35区
  • 東京市界
  • 東京府界
東京都市計画美観地区決定ノ件

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請求番号:纂02058100

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