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30. 東京地方衛生会規則

東京等の都市に限らず、明治時代前半の日本の衛生行政が直面したのは、コレラなどの急性伝染病への対応でした。明治10年(1877)8月の虎列刺(コレラ)病予防法心得につづき、明治13年(1880)7月には総合的な法制として伝染病予防規則が定められました。

衛生行政の組織としては、明治12年(1879)7月、内務省に中央衛生会が設けられるとともに、各府県には地方衛生会が設立されることとなりました。また、同年12月に各府県に衛生課が設置されました。翌13年(1880)4月、東京地方衛生会規則が定められました。東京地方衛生会は「東京地方衛生の全体を視察し、人民の健康を保持増進する」ことを目的とし、大警視・府知事を助けるものとされました。

東京地方衛生会規則ヲ定ム

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