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16. 帝都復興に関する詔書

大正12年(1923)9月1日午前11時58分、関東地方をマクニチュード7.9の大地震が襲いました。関東大震災です。余震と火災が終息したあとも、社会の混乱はおさまらず、「遷都論」さえ流布されました。これに対して、人心の安定を図って、同年9月12日「帝都復興に関する詔書」が発せられました。「東京は帝国の首都」であり、「国民経済の枢軸(すうじく)」、「国民文化の源泉」として国民一般から仰ぎ見られており、震災により大打撃を受けたが、東京が「我が国都」としての地位を失うことはない、と同詔書は述べています。

なお、同年11月10日には、「国民精神作興に関する詔書」が発せられました。

明治26年 三多摩編入当時の東京
明治26年 三多摩編入
  • 東京市界
  • 東京府界
  • 三多摩
御署名原本・大正十二年・詔書九月十二日・帝都復興ニ関スル件

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請求番号:御14039100

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