このコンテンツはJavaScriptに最適化されています。JavaScriptが無効になっている場合は、有効にしてください。
[請求番号 166-0395]
文政13年(1830)年、「文政京都地震」の年に出版された書。著者は、7月2日の激震から20日経っても余震が続くなか、人々の不安を和らげるために本書を著したと述べています。地震の前兆や地震の和名に関する考察など内容は多岐にわたり、『大地震暦年考』同様、大地震後の緊急出版物の一つと言えます。
著者の小島濤山(こじまとうざん)(1761―1831)は、阿波徳島出身の暦算家(暦学・算術の専門家)。本書は濤山の原著を弟子の東隴庵(とうろうあん)が編集したもの。全1冊。
※写真をクリックすると拡大画像が表示されます。
関連リンク: 地震考