47歳で肥前
7月2日の激震から翌年正月17日まで、林家の屋敷では635回の揺れを感じました。未曾有の地震ですがどのように思われますかと宇に問われ、静山は「答ルニ言無シ」、何とも答えようがなかったとか。『甲子夜話』の名は、文政4年(1821)11月17日、甲子の日に起筆されたことに由来しています。静山はその後20年にわたってこれを書き続け、『甲子夜話』は、 正・続・三編合わせて278巻の大著となりました。全35冊。
[請求番号 特084-0003]
47歳で肥前
7月2日の激震から翌年正月17日まで、林家の屋敷では635回の揺れを感じました。未曾有の地震ですがどのように思われますかと宇に問われ、静山は「答ルニ言無シ」、何とも答えようがなかったとか。『甲子夜話』の名は、文政4年(1821)11月17日、甲子の日に起筆されたことに由来しています。静山はその後20年にわたってこれを書き続け、『甲子夜話』は、 正・続・三編合わせて278巻の大著となりました。全35冊。