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『青標紙』は、『武家必擥殿居嚢』の続篇として出版された幕臣のためのハンドブック。天保11年(1840)に前編、翌12年に後編刊。著者は同じく大野広城で、本の体裁も小型の折本です。内容は、「武家諸法度」(ぶけしょはっと)、「御定書」(おさだめがき)のほか、屋敷や武具、各種衣服、関所通行等に関する規程や先例等々。また「非常心得掟書」として謹慎中の留意点も詳細に記載されています。天保12年に『武家必擥殿居嚢』『泰平年表』と共に絶版処分を受けました。
展示資料は、元老院旧蔵。全2帖。
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