第二部 女性の社会進出

上村松園 -女流画家として-

うえむらしょうえん(本名は、1875~1949)は京都生まれ。明治21年(1888)に京都府画学校に入学、すずしょうねんの指導を受け、後にこうばいれいに師事しました。明治23年、16歳で第3回内国勧業博覧会に「四季美人画」を出品、一等褒状を受けました。その後もたけうちせいほうに師事してけんさんを重ね、品位の高い新鮮な美人画といわれる画風を形成していきました。

上村松園肖像
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」
(https://www.ndl.go.jp/portrait/)
上村松園肖像
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」
(https://www.ndl.go.jp/portrait/)

41 理想の婦人を求め、表現する

勲三等木原均外四名文化勲章授与の件

勲01061100

写真をクリックすると、拡大画像が表示されます。

上村は、明治40年の文部省美術展覧会(文展)開設後は連続して高い評価を受け、「松園式美人画」とも呼ばれる画風を完成させます。昭和23年(1948)には、女性で初めて文化勲章を受章しました。受章の際の功績調書では、上村の業績は「現代絵画の至宝」と評されています。