9 女子を導き助ける
故鳩山春子叙勲ノ件
勲00822100
明治19年、鳩山は私立の職業学校である共立女子職業学校の創設に参加します。鳩山は本務のかたわら、共立での教育にも力を注ぎ、学校の規模も徐々に拡大していきます。明治43年には、当時の大企業鈴木商店の代表社員、鈴木よねらの援助を得て、新校舎が建設されました。大正11年(1922)、鳩山は共立女子職業学校の校長となりました。翌年の関東大震災では、校舎が全て失われるなど、大きな被害を受けましたが、大正13年に校舎が再建され、昭和13年(1938)には現在も残る「共立講堂」が建設されています。
掲載資料は昭和13年、死去に際し、鳩山に勲四等瑞宝章が授与されたときの文書です。東京女子師範学校御用掛に始まり、教育に尽くした鳩山の50年以上にも及ぶ活動のうちでも、特筆すべきこととして共立女子専門学校・同高等女学校の設立、昭和13年に新校舎や講堂を竣工させ、今日の発展をもたらしたこと、各種団体の活動や著作物を通して女子教育界への功績が顕著なことなどが記されています。




