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 3.続日本紀しょくにほんぎ

『日本書紀』に次いで編修された勅撰国史。桓武天皇の延暦13年(794)から16年(797)にかけて、3回に分け、全40巻が完成しました。撰者は藤原継縄(ふじわらのつぐただ)・菅野真道(すがののまみち)ほか。『日本書紀』のあとを受けて、文武天皇即位の年(697)から桓武天皇の延暦10年(791)12月まで、9代95年間の国の歴史が漢文で記されています。編年体の簡潔な記述のほか、恵美押勝(えみのおしかつ 藤原仲麻呂とも。764年に反乱を起こして処刑)や道鏡、鑑真などの伝記も記載されています。

展示資料は、神道家で僧侶の梵舜が慶長18年(1613)に徳川家康に献上した『続日本紀』20冊に、翌年作成した「綱要」2冊を合わせたもの。紅葉山文庫旧蔵。全22冊。

(請求番号:特084-0002)

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