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16.平家物語へいけものがたり

「語り本系」のうち「秘閣粘葉本」と呼ばれる写本。「秘閣」は紅葉山文庫の別称。「粘葉(でっちょう)」は和本の綴じ方のひとつで、料紙を一枚ごとに二つに折り、その折り目を糊付けして重ねる綴じ方ですが、実際には、展示資料は「粘葉装」ではなく「列帖装」(いわゆるノート綴じ。綴葉装、胡蝶装とも)で綴じられています。金泥模様を施した紙に流麗な草書で記され、前面に金泥で「平家物語」「拾弐巻」と書かれた観音開きの箱に収められています。紅葉山文庫旧蔵。全13冊。

(請求番号:特022-0001)

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