写しの交付

複写物の作成には、以下の方法があります。



(1)写しの交付



(A) 対象資料

  • A3判サイズ(297×420mm)までの文書または図画(冊子体は、通常、見開き2頁を1カットでスキャニングします。)
    ※A3版(297×420mm)以上のサイズのもののほか、A3版以下のサイズでも巻物などの形状等によりスキャニングができないものの場合は「特別複写」で対応いたします。「特別複写」をご確認ください。
  • 閲覧用複製物(原本に利用制限情報が含まれるために作成されるもの)
  • 電磁的記録(例:映画フィルムを媒体変換した音声・動画データ、電子公文書等)

(B) 請求方法

    写しを希望する資料を特定のうえ、「特定歴史公文書等利用請求書」または「特定歴史公文書等の利用の方法申出書」に必要事項を記載し、次のいずれかの方法・提出先に提出してください。
    (利用請求書様式)
    a) デジタルアーカイブの検索結果から利用請求書を作成し、印刷・ダウンロードすることができます。 下記(C)参照。
    b) 特定歴史公文書等利用請求書の様式【Word】に手書等で必要事項を記載して提出することもできます。

    (方法・提出先)
    方法 提出先
    1 東京本館閲覧室に来館し請求 東京本館閲覧室
    (受付時間 閲覧室開室日の9:15〜17:00)
    2 電子メールによる請求 業務課利用係
    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園3番2号
    FAX番号:03-3212-8807
    E-mail:naj-riyou◆archives.go.jp(◆を@に変更)
    (閉室後(17時以降)の提出版は翌開館日の受付となります。)
    3 郵送による請求
    4 FAXによる請求

    (電子メールで利用請求書を提出する際の留意事項)
           
  • 電子メールの件名に「特定歴史公文書等利用請求(写しの交付)」とご記入ください。
  • 電子メールが着信しましたら、受信確認メールを返信いたします。受信確認メールが届かない場合は、特定歴史公文書等利用請求書を添付した電子メールが届いていない可能性があります。受信確認メールが届かない場合は、業務課利用係までご連絡ください。
  • 電子メールに添付する電子ファイルはPDF形式、Word形式または画像形式としてください。それ以外のファイル形式(例:圧縮ファイル形式)は当館において開くことができません。


(C) 利用請求書の印刷・ダウンロード方法

  • デジタルアーカイブで、特定歴史公文書等の目録情報を検索
  • 検索結果の左にある、「利用請求」欄のオレンジ色の四角いチェック欄をチェック
  • 上方にあるオレンジ色の「利用請求書印刷」をクリック
  • 作成されたPDF形式の利用請求書を印刷またはダウンロード

  • ※「氏名等の記載事項」を記載してご提出ください。くわしくは「利用請求書印刷画面について」をご覧ください。

(D) 写しの交付請求にあたっての利用請求書記載時の注意事項

    @利用の方法欄
  • 「写しの交付」にチェックを入れてください。
    A写しの交付を受ける範囲の特定
  • 写しの交付は、特定歴史公文書等の全部または一部について受けることができます。
  • 一部について写しの交付を受けることを希望する場合は、件名または細目を明記してください。
  • 閲覧して閲覧室備付けの付箋を挿入することで、件名または細目単位よりも細かい範囲を指定することができます。
  • デジタルアーカイブの画像などの添付により、具体的な範囲の特定ができる場合は、来館によらずに、件名または細目単位よりも細かい範囲について写しを受けることができます。
    B写しの部数
  • 同じ媒体で、複数部数を希望する場合は、その数量をご記入ください。
  • 同じ資料について、スキャニングしたデータの光ディスクへの書込みと、用紙への出力の両方を希望される場合は、両方にチェックを入れてください。
    C写しの作成方法
  • 文書または図画の場合、写しの交付の作成は、スキャニングにより行います。次のいずれからお選びください。
  • a) スキャニングにより読み取ってできたデータの光ディスク(DVD-R)への書込み
    b) スキャニングにより読み取ってできたデータの用紙への出力

    ※用紙への出力の場合、用紙のサイズとモノクロかカラーかで手数料が異なります。

  • 複写対象物が閲覧用複製物の場合、複写機により用紙へ複写したものから写しの交付の作成を行います。スキャニングしたデータの光ディスクへの書込みを選択することもできます。
  • 電磁的記録の場合、用紙への出力または光ディスク(DVD-R)への複写による写しの交付の作成を行います。

    D写しの交付方法
  • 東京本館閲覧室における交付か、ご指定の送付先に送付するかをお選びください。ご指定の送付先を希望される場合、送付に必要な費用(梱包料・送料)をご負担いただきます。
    E領収書の有無
  • 手数料の納付を確認した場合において、領収書を発行することができます。領収書を必要とされる場合は、領収書欄にチェックを入れ、宛名を明記してください。なお、チェックがない場合は、領収書を発行いたしません。
    F手数料等通知方法
  • 「特定歴史公文書等利用請求書」または「特定歴史公文書等利用方法申出書」のご提出後、館から手数料額(ご指定の送付先に送付することを希望される場合は、梱包料・送料を含む)を郵送または電子メールにて通知します。利用請求時に電子メールを記載頂いた方には、電子メールにて通知します。

(E) 手数料等


(F) 利用請求書の受付から手数料等通知書発送まで

  • 「特定歴史公文書等利用請求書」、または、「特定歴史公文書等の利用の方法申出書」を受領後、内容を確認し、受付を行います。
  • 通常、受付から1〜2週間程度で、手数料等を記した「手数料等通知書」及び「内訳書」を発送します。
  • 資料の利用制限区分、請求対象資料の量や資料の状態により、通知書の発送にかかる日数が異なります。

(G) 手数料等の納入

  • 「手数料等通知書」に記載された写しの交付に係る手数料等は、東京本館閲覧室で直接納付するか、館の銀行口座に振り込むか、いずれかの方法により、納付してください。
  • 館の銀行口座は、手数料等通知書に記載しております。
  • 納入が確認できましたら、その旨を利用請求者または連絡担当者へ連絡します。

(H) 写しの交付までの日数目安

  • 手数料等の納入確認後2〜3週間程度で写しを交付します。
  • 写しを発送しましたら、その旨を利用請求者または連絡担当者へ連絡します。
  • 館での交付を選択された方には、館での交付が可能になりましら、利用請求者または連絡担当者へご連絡をいたします。

(I) 国または地方公共団体等の場合

  • 後納が可能です。
  • 手数料通知発送時に、必要な書類を送付いたします。

(2)特別複写



(A) 対象資料

  • A3版(297×420mm)以上のサイズの特定歴史公文書等(図面など)
  • A3版以下であっても、形状等によりスキャニングができない特定歴史公文書等(巻物など)
  • カラーポジフィルム

(B) 申込方法

    特別複写を希望する資料を特定のうえ、「特定歴史公文書等特別複写申込書」に必要事項を記載し、次のいずれかの方法・提出先に提出してください。
    (特別複写申込書様式)
    特定歴史公文書等特別複写申込書【Word】 (方法・提出先)
    方法 提出先
    1 東京本館閲覧室に来館し請求 東京本館閲覧室
    (受付時間 閲覧室開室日の9:15〜17:00)
    2 電子メールによる請求 業務課利用係
    〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園3番2号
    FAX番号:03-3212-8807
    E-mail:naj-riyou◆archives.go.jp(◆を@に変更)
    (閉室後(17時以降)の提出版は翌開館日の受付となります。)
    3 郵送による請求
    4 FAXによる請求

(電子メールで特別複写申込書を提出する際の留意事項)

  • 電子メールの件名に「特定歴史公文書等特別複写等申込」とご記入ください。
  • 電子メールが着信しましたら、受信確認メールを返信いたします。受信確認メールが届かない場合は、特定歴史公文書等特別複写書を添付した電子メールが届いていない可能性があります。受信確認メールが届かない場合は、業務課利用係までご連絡ください。
  • 電子メールに添付する電子ファイルはPDF形式、Word形式または画像形式としてください。それ以外のファイル形式(例:圧縮ファイル形式)は当館において開くことができません。

(C) 特別複写申込書の記載時の注意事項

@特別複写を受ける範囲の特定

  • 特別複写は、特定歴史公文書等の全部または一部について受けることができます。
  • 一部について特別複写を受けることを希望する場合は、件名または細目を明記してください。
  • 閲覧して閲覧室備付けの付箋を挿入することで、件名または細目単位よりも細かい範囲を指定することができます。
  • デジタルアーカイブの画像などの添付により、具体的な範囲の特定ができる場合は、来館によらずに、件名または細目単位よりも細かい範囲について写しを受けることができます。

A特別複写の作成方法

    以下からお選びください。

a)デジタルカメラ撮影

  • 冊子体の資料は、通常、見開き状態で撮影します。「通常撮影」(2,100万画素)
  • A1までのサイズの特定歴史公文書等で、高精細画像をご希望の場合、「高精細撮影」(6,000万画素)となります。(撮影料金が異なります)
  • 大きな資料を複数カットで撮影する場合、文字天地が微細であるなどのために複数カット撮影する場合には、「中判特殊撮影(A3以上、6,000万画素)」「高精細特殊撮影(B2以上、6,000万画素)」「大判高精細特殊撮影(B2以上、1億画素)」扱いとなります。(撮影料金が異なります)
  • デジタルカメラ撮影による特別複写は、光ディスク(DVD-R)に書き込んで提供します。

b)カラーポジフィルム

  • 館が利用に供しているカラーポジフィルム(4×5フィルム)から、フィルムスキャナにより電子化したファイルを光ディスク(DVD-R)に書き込んで提供します。

B特別複写の提供方法

  • 東京本館閲覧室における提供か、ご指定の送付先に送付するかをお選びください。ご指定の送付先を希望される場合、送付に必要な費用(送料)をご負担いただきます。

C領収書の有無

  • 料金の納付を確認した場合において、領収書を発行することができます。領収書を必要とされる場合は、領収書欄に希望、宛名を明記してください。なお、チェックがない場合は、領収書を発行いたしません。

D手数料等通知方法

  • 「特定歴史公文書等特別複写申出書」のご提出後、館から料金等(ご指定の送付先に送付することを希望される場合は、梱包料・送料を含む)を郵送または電子メールにて通知します。特別複写申込時に電子メールを記載頂いた方には、電子メールにて通知します。

(D) 料金等

    特別複写料金表 (料金は、特記してあるものを除き、1カットあたりの単価です。)
    梱包・送料
  • 特別複写に係る料金には、消費税が課税されます。

(E) 特別複写申込書の受付から手数料等通知所発送まで

  • 「特定歴史公文書等特別複写申出書」を受領後、内容を確認し、受付を行います。
  • 通常受付から1〜2週間程度で、料金当を記した「手数料等通知書」及び「内訳書」を発送します。

(F)料金等の納入

  • 「手数料等通知書」に記載された特別複写に係る料金等は、東京本館閲覧室で直接納付するか、館の銀行口座に振り込むか、いずれかの方法により、納付してください。
  • 館の銀行口座は、手数料等通知書に記載しております。
  • 納入が確認できましたら、その旨を申込者へ連絡します。

(G)特別複写提供までの日数目安

  • 手数料等の納入から2〜3週間程度で複写物を提供します。
  • 複写物を発送しましたら、その旨を申込者へ連絡します。
  • 館での交付を選択された方には、館での提供が可能になりましたら、申込者へ連絡します。

(H)国または地方公共団体等の場合

  • 後納が可能です。
  • 手数料通知発送時に、必要な書類を送付いたします。