会期 |
令和4年7月16日(土)〜9月11日(日) ※新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止のため、会期を変更する場合があります。 ※御来館にあたり、御予約の必要はありません。 ※展示室内の密接を避けるため、入室制限を行うことがあります。 |
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開館日時 | 月〜日曜日 | 午前9時15分〜午後5時00分 |
※期間中無休 ※閲覧室の開室日時とは異なります。ご注意ください。 |
会場 | 国立公文書館 東京本館 | |
入場料 | 無料 |
江戸城は将軍とその家族をはじめとした生活空間であり、老中や若年寄ほか諸役人の政務空間でもありました。 多くの人が生活し、出入りする江戸城では、盗みから刃傷沙汰(にんじょうざた)まで数多くの事件が起こり、また、地震や火災などの災害にも見舞われました。 本展示では、江戸城内で起きた事件、災害に注目して、当館所蔵資料の中から、事件の顛末(てんまつ)やその後の対応、災害時の江戸城の被害状況や、復興・復旧に向けた取り組みなどをご紹介します。
江戸御殿之図(えどごてんのず)
江戸城本丸御殿の「表(おもて)」(幕府の政務空間)と「奥(おく)」(将軍の生活兼執務空間)の間取りを描いた絵図。各間の名称や広さ、畳の種類、井戸の位置等も示されています。江戸時代中後期以降の本丸御殿を描いた絵図と推測されます。内務省旧蔵。全1鋪。
※資料保存のため、原本については期間限定の展示となります(原本展示期間外はパネル展示)。
狩場の霞(かりばのかすみ)(『視聴草(みききぐさ)』所収)
文政6年(1823)4月22日、江戸城西丸において西丸書院番士の松平外記が引き起こした刃傷事件について記した資料。
事件の顛末及びその背景にあった同僚によるイジメの実態について、挿絵を添えて記述しています。
『視聴草』は、宮崎成身が文政13年頃から30年以上にわたって書写、収集した資料をまとめた雑録。教部省旧蔵。全176冊。
※会期中、資料保存の観点から展示替えを行います。
大城造営日記(だいじょうぞうえいにっき)
小普請奉行(こぶしんぶぎょう)篠山(ささやま)景徳の職務日記。江戸城本丸大奥普請に関わる記録が書き留められています。
江戸城本丸御殿は天保15年(1844)5月に全焼し、弘化2年(1845)2月に再建されました。
その際、篠山は本丸普請御用を命じられ、本丸大奥の普請に携わりました。全1冊。