展示会情報





開催中の展示会

令和8年夏の特別展「旅人は東を目指す―古典文学が描いた魅惑の東日本―」


「旅人は東を目指す―古典文学が描いた魅惑の東日本―」ポスター

概要

 都の人々にとって東日本は長らく未知の世界でした。『伊勢物語』(いせものがたり)の「東下り」(あずまくだり)の章段にその風景が描かれたとき、それは衝撃と感動をもって受け止められたことでしょう。 以降、旅人たちは『伊勢物語』に想いを馳せながら、東を目指しました。その憧れは時代を超え、旅人たちによってわが国の古典文学の一角が形作られていったのです。
 本展では、東日本を旅した人々の足跡を追い、彼らがのこした和歌・漢詩・物語・紀行文などをご紹介します。

主な展示資料

伊勢物語(いせものがたり)

「江戸城本丸西丸図」明治17年(1884)

 『伊勢物語』は、平安時代前期に成立したと考えられる物語で、在原業平(ありわらのなりひら、825〜880)をモデルとする主人公「昔男(むかしおとこ)」の人生と恋の遍歴を、和歌を中心におよそ125段の章段で描いています。
 「東下り」の章段では、「昔男」は我が身を都では必要のないものと思い嘆き、新天地を求めて東へと下ります。
 展示資料は江戸時代前期に書写されたもので、紅葉山文庫旧蔵。

【請求番号:特033-0001】


山家心中集(さんかしんちゅうしゅう)

「江戸歳事記」天保9年(1838)

 『山家心中集』は、晩年の西行(1118〜1190)の手による自撰の秀歌集です。
 西行は陸奥(みちのく)の玄関口である白河の関(現在の福島県白河市)に辿り着いたとき、かつてこの地を訪れたという能因を想起して、和歌を詠んでいます。
 展示資料は、応永7年(1400)以降、室町時代の間に書写されたもので、室町幕府の重臣だった蜷川(にながわ)家の旧蔵。

【請求番号:古017-0334】


芭蕉翁絵詞伝(ばしょうおうえことばでん)

重要文化財「公文録 明治十五年一月 内務省 第三」明治15年(1882)

 『芭蕉翁絵詞伝』は本来、松尾芭蕉(1644〜1694)の100回忌追遠(ついえん)のため義仲寺(ぎちゅうじ)に奉納された絵巻で、その生涯を絵画化したもの。展示資料は成立の翌年に刊行された縮刷版です。
 挿絵は、芭蕉が一時期暮らしていた「芭蕉庵」。小名木川(おなぎがわ)にかかる万年橋(まんねんばし)の北詰(現在の東京都江東区常盤1丁目)にあったといわれています。
 展示資料は寛政5年(1793)版で、内務省旧蔵。

【請求番号:158-0405】


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開催予定の展示会

「終戦の詔書」原本特別展示

展示箇所と見どころ

修正が施された部分

(1)修正が施された部分 展示期間:令和8年8月6日(木)〜11日(火・祝)
「終戦の詔書」は8月9日、ポツダム宣言の受諾が決定された後に文案の準備が始められたとされています。その文案をもとに、8月14日の閣議で詔書案の検討が行われました。閣議が長時間に及んだことから閣議と併行して浄書が進められていましたが、閣議で文案が修正・追加され、公布原本も修正する必要が生じました。しかし、全体を書き直す時間がなかったことから、展示箇所で見られるように、用紙を削り、あるいは括弧を用いて字句を書き足すという、通常では行うことがない対応がとられました。 修正箇所の「戦局必スシモ好転セス」は、陸軍を中心に強い反対を受けて修正されたことが知られています。

御名御璽の部分

(2)御名御璽の部分 展示期間:令和8年8月12日(水)〜16日(日)
 「終戦の詔書」は閣議における文案の検討や浄書の作業が行われたのち、8月14日深夜に昭和天皇による朗読の録音が行われました。録音されたレコードは天皇の肉声が記録されたことから「玉音盤」と呼ばれています。  玉音放送は15日正午に行われました。展示箇所には、玉音放送の一節として広く知られている「堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ萬世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス」の部分が確認できます。

副署の部分

(3)副署の部分 展示期間:令和8年8月18日(火)〜20日(木)
 「終戦の詔書」には昭和20年8月14日の日付とともに、内閣総理大臣鈴木貫太郎をはじめ、海軍大臣米内光政、陸軍大臣阿南惟幾、外務大臣東郷茂徳など、当時の鈴木内閣の閣僚全員の署名があります。 陸軍大臣の阿南は、「終戦の詔書」の公布原本に署名した後、8月15日未明に自決しています。


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令和8年度第2回企画展「遊ぶ もののけ ―妖怪と幻獣の江戸時代―」

過去の展示会

「特別展」 「企画展」 「館外展示及び他機関と連携した取組」


特別展

企画展

館外展示及び他機関と連携した取組