会期 |
令和5年1月14日(土)〜3月12日(日) ※新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止のため、会期を変更する場合があります。 ※御来館にあたり、御予約の必要はありません。 ※展示室内の密接を避けるため、入室制限を行うことがあります。 |
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開館日時 | 月〜日曜日 | 午前9時15分〜午後5時00分 |
※期間中無休 ※閲覧室の開室日時とは異なります。ご注意ください。 |
会場 | 国立公文書館 東京本館 | |
入場料 | 無料 |
日時 |
令和5年2月3日(金)午後2時00分〜(40分程度) |
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場所 | 国立公文書館 東京本館(千代田区北の丸公園3-2)4階会議室 | |
現在開催中の企画展「衛生のはじまり、明治政府とコレラのたたかい」の展示解説会を下記の要領で開催いたします。 | ||
参加人数 | 40名 | |
参加費 | 無料 | |
募集方法 | メールにより、参加受付を行います。受付用メールアドレス(tenji◆archives.go.jp[※◆を@に変更])に以下の事項を記載の上、お申し込みください。 ・タイトルを「2/3展示解説会申込」としてください。 ・氏名(ふりがな) ・平日の日中に連絡可能な電話番号 |
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受付締切 | 2月1日(水)午後5時00分 | |
注意事項 | お送りいただいたメールにつきましては、当館担当者より、受付確認の返信をいたします。 受付用メールアドレス(tenji◆archives.go.jp[※◆を@に変更])の受信が可能となるよう設定をお願いいたします。 受付確認のメールは、当日の受付時に、メールを印刷したもの、または携帯電話等の画面で確認させていただきます。 ※受付に関しては先着順とし、定員(40名)に達した場合には、受付を終了しますので、ご了承ください。 ※また、当日の入館にあたっては、体温の確認、手指の消毒、マスクの着用についてご協力ください。 発熱等の体調不良が見られる場合、参加をお断りさせていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。 ※メールアドレス等の個人情報については、今回の展示解説会開催に係る事務作業にのみ使用し、終了後は速やかに破棄いたします。 ※解説会終了後の展示観覧は自由観覧となります。 ※新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止のため、中止する場合があります。 |
欧米に並び立つ国家を目指していた明治政府は、諸外国の衛生を学び、取り入れ、明治8年(1875)には、衛生を専門に担う行政機関として内務省衛生局を設置しました。
しかしながら、その数年後には幕末に甚大な被害をもたらしたコレラが再び蔓延(まんえん)し、
流行を繰り返します。生まれて間もない日本の衛生行政は、コレラとのたたかいを通じて整えられていきました。
本展では、衛生行政のはじまりと、コレラに立ち向かう政府の様子、そして、コレラ以外も対象としたより広い伝染病の予防に関する制度が確立するまでをご紹介します。
長与専斎(ながよせんさい)の職務経歴書
明治4年、医学教育制度を学ぶため岩倉使節団の文部省随行員として欧米に渡った長与専斎(1838−1902)は、
現地で、医学教育のみならず衛生行政を整えることの大切さを痛感します。
帰国後、内務省衛生局が設けられた際は、初代局長に就任し、以後17年もの長きにわたり局長を務め、
日本の衛生行政の基礎を築きました。
虎列剌病(これらびょう)流行紀事
明治12年のコレラ流行は、患者16万人超、うち死者10万人超という甚大な被害をもたらしました。
内務省衛生局がとりまとめた報告書には、各府県における流行の状況や、想定される感染経路などが記載されています。
伝染病予防法の制定
明治10年代以降、幾度ものコレラ流行とその対応を通じて、伝染病に対する予防策をあらかじめ定め、
流行時にはその予防策にのっとって行動することの大切さが実感されました。
同30年、コレラを含む8つの伝染病を対象に「伝染病予防法」が定められます。
この法律は平成10年に「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症法)が公布され、
翌年施行されたことに伴い廃止されるまで、100年もの長きにわたり日本の伝染病予防の根幹を担いました。
会期 |
令和5年1月14日(土)〜4月20日(木) ※詳細は武蔵野ふるさと歴史館の ホームページをご覧ください。 ※本展で展示する国立公文書館所蔵資料は、すべてパネル展示です。 |
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休館日 | 金曜日・祝日 | |
開催時間 | 午前9時30分〜午後5時まで | |
会場 |
武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館 (東京都武蔵野市境5丁目15-5) ※会場は国立公文書館ではありませんので、ご注意ください。 |
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観覧料 | 無料 |
国立公文書館は国の機関等から移管を受けた歴史資料として重要な公文書等を保存し、閲覧や展示、デジタルアーカイブなどを通じて利用に供しています。
このたび、武蔵野市立武蔵野ふるさと歴史館と共催展示「武蔵野のくらし―はこぶ・はかる・のこす―」を開催いたします。
本展では当館が所蔵する歴史的に重要な公文書や武蔵野市に関係の深い資料をパネルでご紹介します。
また、武蔵野ふるさと歴史館が所蔵する武蔵野市の歴史に関する資料をあわせて展示し、鉄道と度量衡をテーマに、近代から現代に至る武蔵野のくらしとその変化をたどります。
甲武鉄道会社鉄道線路中新宿立川間ノ運輸ヲ開始ス【国立公文書館所蔵・パネル】
明治22年(1889)4月、甲武鉄道(現在のJR中央本線の一部)が新宿〜立川間で開業しました。
画像は甲武鉄道の開業について記録した文書です。
開業当初、新宿から中野、境(現在のJR武蔵境駅)、国分寺を経て立川に至る5駅が設置され、
上りと下りで午前と午後に2本ずつ、合計4往復の列車が運行されていました。
資料には、当時の運賃や時刻表が記録されています。
蒸気車往復繁栄之図【武蔵野ふるさと歴史館所蔵】
明治22年(1889)に作成された甲武鉄道開通記念の錦絵(本資料は開通50周年の際作成されたもの)です。
資料中央やや右寄りには「境停車場」が描かれ、資料右上には境停車場から「小金井桜」への案内が示されています。
鉄道の存在は、武蔵野市域に「変化」を与え続ける重要な要素となりました。
「メートル」条約加盟【国立公文書館所蔵・パネル】
1875年、物質の重さや長さの単位を国際的に統一することを目的に、フランスを中心とした17か国の間でメートル条約が締結されました。
江戸時代まで、長さや重さの単位に尺や貫を使用していた日本も、明治18年(1885)に同条約に加盟、明治24年の度量衡法の公布により、
尺貫法と共にメートル法が重さや長さの単位として導入されました。
画像は日本が加入したメートル条約を明治19年に国内に公布した際の閣議書です。