休止としておりました令和3年春の特別展ですが、緊急事態宣言が延長になり、会期最終日である5月23日(日)までに再開の見込みがたたないため、残念ながら終了とさせていただきます。なお、5月25日(火)より、特別展の展示内容を解説した動画を公開予定です。
会期 |
令和3年4月10日(土)〜5月23日(日)
※期間中無休 ※閲覧室の開室日時とは異なります。ご注意ください。 ※期間中、展示室内の密接を避けるため、入室制限を行うことがあります。 |
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開館時間 | 月〜日曜日 | 午前9時15分〜午後5時00分 |
会場 | 国立公文書館 本館 | |
入場料 | 無料 |
・展示解説動画(5月25日(火)より公開) 企画担当者が、展示のみどころを解説した動画をご覧いただけます。 動画の視聴は【こちら】から。 |
・記念講演会(オンライン限定配信) ※詳しくは記念講演会リーフレットをご覧ください。 ※申込受付は終了しました |
すべては焼け野原から始まった―戦後の東京は、戦災からの復興、急速に進む都市化などによって驚くべき変貌を遂げました。 本展は、日本の大きな転換点となった高度成長という時代の中で変わりゆく東京の姿と、その中で開催された東京オリンピックの様子を、当館が所蔵する公文書を中心とした様々な資料から描きます。
特別都市計画法
昭和19年(1944)以降、日本の主要な都市は空襲にさらされ、大きな損害を受けていました。戦後、戦災復興事業を迅速かつ徹底して行うため、指定を受けた戦災都市に適用される特別都市計画法が昭和21年9月に制定されました。同法により東京では区の存する区域と八王子が指定され、戦災復興都市計画が策定されました。
東海道新幹線の建設
昭和33年(1958)12月12日、交通関係閣僚協議会が開催され、東京・大阪間の陸上輸送の需要予想、新幹線の工事費、採算性を検討した結果、東海道新幹線の早期着工と短期間の完成を目指すことが結論され、19日に閣議決定されました。これを受けて東海道新幹線建設は本格的に動き出し、昭和34年4月に起工式が行われ、昭和39年10月に開業しました。
ワシントンハイツの返還
代々木公園は、戦後アメリカ軍に接収され、宿舎施設「ワシントンハイツ」として利用されていました。東京オリンピック開催決定により、ワシントンハイツの返還を受け、選手村として利用しようという計画が持ち上がり、返還交渉が行われました。画像は、昭和36年(1961)10月に返還をアメリカ側に提案した際に作成されたワシントンハイツ配置図です。