国立公文書館は、令和8年6月12日(金)、東京都内において、令和8年度全国公文書館長会議を開催しました。
この会議は、公文書管理制度の円滑な運用及び歴史公文書等の適切な保存・利用を図るため、国及び地方公共団体が設置する公文書館等の長の参集を求め、
全国の公文書館等が当面する諸問題についての協議を行うとともに、相互の緊密な連絡を図ることを目的として、平成元年から開催しています。
今年度は、「アーキビスト認証の取組報告」のほか、「電子公文書の管理・保存・利用」のテーマで意見交換を実施し、国及び地方公共団体が設置する公文書館、公文書館設置を検討している地方公共団体等から114機関230名(会場:97名、オンライン:133名)が参加しました。

鎌田薫国立公文書館長による主催者挨拶

前川紘一郎内閣府大臣官房公文書管理課長による来賓挨拶
鎌田薫国立公文書館長による主催者挨拶、前川紘一郎内閣府大臣官房公文書管理課長による来賓挨拶の後、村上耕司国立公文書館次長から、「アーキビスト認証の取組報告」と題して、 令和7年度までの認証アーキビストの認証・認証更新・准認証アーキビストの認定の状況、令和8年度のアーキビスト認証のスケジュール等について報告がありました。

村上耕司国立公文書館次長による報告

杉本重雄筑波大学名誉教授による基調講演
次に、意見交換のテーマである「電子公文書の管理・保存・利用」について、中川勝博国立公文書館首席公文書専門官による趣旨説明の後、杉本重雄筑波大学名誉教授から「電子公文書に関する基本的考え方」と題して基調講演を行いました。
続いて、田原太郎内閣府大臣官房公文書管理課企画官から「行政文書の電子的管理をめぐる国の動向について」、八日市谷哲生国立公文書館業務課長から「電子公文書の作成・保存・利用ガイドブックのご紹介」、中川首席公文書専門官から「電子公文書の管理・保存・利用に係るアンケート調査報告」という題でそれぞれ報告がありました。
最後に、各報告について参加者との間で質疑応答を行い、電子公文書をめぐる現状や課題について議論が交わされました。

田原太郎内閣府大臣官房公文書管理課企画官による報告

八日市谷哲生国立公文書館業務課長による報告

中川勝博国立公文書館首席公文書専門官による報告

質疑応答の様子