館外展示及び他機関と連携した取組

国立公文書館所蔵資料展−近代日本と兵庫のあゆみ−

国立公文書館所蔵資料展−近代日本と兵庫のあゆみ−

【展示会】 【関連イベント】ミュージアムパフォーマンス 【事前申込み不要】

概要

 国立公文書館では、所蔵資料をより多くの方々にご覧いただくため、平成24年度より、各地の公文書館等で展示会を開催しています。
 このたび、兵庫県立歴史博物館との共催で、所蔵資料展を開催します。
 本展では、当館が所蔵する、明治時代の重要な公文書や兵庫ゆかりの人物に関する資料、兵庫県の成り立ちに関する資料などを、兵庫県立歴史博物館の所蔵資料とあわせて展示し、明治時代の日本と兵庫のあゆみを紹介します。

主な展示


大日本帝国憲法(複製)

大日本帝国憲法(複製)
 明治22年(1889)2月11日、大日本帝国憲法が発布されました。同憲法のもとでは、天皇が国の元首として位置付けられ、法律の範囲内で、国民に居住の移転・言論の自由などが認められました。また、帝国議会が設けられ、立法権、行政権、司法権の三権分立が定められました。画像は、大日本帝国憲法の公布原本です。【国立公文書館所蔵】




神戸港船舶碇繋所区域ヲ拡張ス

神戸港船舶碇繋所区域ヲ拡張ス
 開港後、神戸港では貿易が盛んになりました。そのため、次第に港が手狭となり、明治25年(1892)、開港場が拡張されました。画像は、同勅令の公布に関する閣議書です。【国立公文書館所蔵】




兵庫県管内全図

兵庫県管内全図
 明治9年(1876)、全国の府県が3府35県に統合されたことに伴い、兵庫県は摂津・播磨・但馬・丹波・淡路の旧5カ国にまたがるようになり、現在とほぼ同じ県域になりました。画像は、明治12年作成の兵庫県域を描いた地図です。【兵庫県立歴史博物館所蔵】