館外展示及び他機関と連携した取組

三豊市文書館開館10周年記念 国立公文書館所蔵資料展 近代日本のあゆみと三豊

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近近代日本のあゆみと三豊ポスター


【展示会】

概要

 国立公文書館は国の機関等から移管を受けた歴史資料として重要な公文書等を保存し、閲覧や展示、デジタルアーカイブなどを通じて利用に供しています。このたび、三豊市文書館の開館10周年を記念して、共催展示「近代日本のあゆみと三豊」を開催いたします。 本展では、「日本国憲法」をはじめ、国立公文書館が所蔵する歴史的に重要な公文書に加え、三豊郡の設置に関する法律や大正大礼に関する「大礼記録」など、香川県や三豊市に関係の深い資料、三豊市文書館所蔵の三豊市の歴史に関する資料を展示し、 近代日本と三豊のあゆみをたどります。

主な展示


三豊郡の設置

三豊郡の設置
 明治32年(1899)、郡制の改正にともない、香川県内の郡の廃置に関する法律が公布されました。画像は同法の公布原本です。この法律によって、三野郡と豊田郡が合併して三豊郡が設置されました。 この時に設置された三豊郡の名称が、現在まで続く三豊の地名の由来になっています。
【国立公文書館所蔵】



日本国憲法

日本国憲法
 昭和21年(1946)11月3日、日本国憲法が公布されました。天皇を国の象徴とし、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を基本的原則とするとともに、三権分立を徹底した日本国憲法は、翌年5月3日から施行されました。画像は、日本国憲法の公布原本です。
【国立公文書館所蔵】



太陽熱発電開始記念乗車券

太陽熱発電開始記念乗車券
 昭和49年(1974)、日本の新エネルギー研究開発計画である「サンシャイン計画」が工業技術院によって計画されました。同計画では太陽熱発電や地熱利用、水素エネルギーといった新しいエネルギーについて研究が進められ、 三豊郡仁尾町(現在の三豊市仁尾町)に太陽熱試験発電所が建設されました。昭和56年9月1日に同所でタワー集光方式の試験運転が開始され、同年10月1日には曲面集光方式の試験運転が開始されました。画像は、これを記念して、当時の国鉄四国総局が発行した記念乗車券です。
【三豊市文書館所蔵】