会期 | 令和2年2月5日(水)〜 |
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休館日 | 日曜日・祝日・館内整理日(2月28日(金)) | |
開館時間 | 午前9時〜午後5時まで | |
会場 | 千葉県文書館展示室(千葉県千葉市中央区4-15-7) ※会場は国立公文書館ではありませんので、ご注意ください。 |
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観覧料 | 無料 |
国立公文書館では、所蔵資料をより多くの方々にご覧いただくため、平成24年度より、各地の公文書館等で展示会を開催しています。
このたび、千葉県文書館との共催で、所蔵資料展を開催します。
本展では、当館が所蔵する江戸幕府から引き継いだ蔵書や資料等と、千葉県文書館が所蔵する徳川家康関係の資料などを展示し、徳川家康の生涯と房総との関わりをご紹介します。
御実紀(ごじっき)
通称「徳川実紀」とよばれ、林述斎(じゅっさい)らにより編纂され、天保14年(1843)に完成した幕府の正史です。初代家康から十代家治に至る歴代将軍ごとの治績を編年体で記し、逸話については、付録としてまとめたものです。
慶長18年(1613)12月6日条には、家康が翌年正月に上総東金(現在の千葉県東金市)辺りで鷹狩りを行いたいとの意向を示したことが記されており、実際に東金に訪れ、鷹狩りを行っています。全485冊、紅葉山文庫旧蔵。【国立公文書館所蔵】
寛政重修諸家譜(かんせいちょうしゅうしょかふ)
幕府によって編纂された大名・旗本の家譜集です。寛政11年(1799)に若年寄堀田正敦(まさあつ)を編集総裁とし、寛永年間に成立した家譜集である「寛永諸家系図伝」を全面的に改訂し、新たに諸家から完成10年までの系図等を提出させ、
およそ14年の歳月を費やし、文化9年(1812)に完成しました。画像は徳川四天王の一人で、大多喜藩初代藩主の本多忠勝の箇所。全1530冊、紅葉山文庫旧蔵。【国立公文書館所蔵】
徳川家康朱印状(本寿寺宛て寺領寄進)
家康は豊臣秀吉により、天正18年(1590)7月、関東への移封を命じられます。資料はその1年余り後の天正19年11月、土気(とけ)(現千葉市)の日蓮宗寺院・本寿寺に出された寺領を寄進する旨を記した朱印状で、家康の「福徳」の丸印が押されたものです。
江戸幕府が開かれた後も、本寿寺には歴代将軍から寺領安堵の朱印状が与えられています。【千葉県文書館所蔵】