会期 | 平成28年10月29日(土)〜12月17日(土) | ※日曜、祝日は休止(但し、8月11日(木)、14日(日)は開館) |
開催時間 | 月〜土曜日 | 午前9時15分〜午後5時00分 |
※日曜、祝日は休止 (但し、11月3日(木・祝)は開館) |
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会場 | 国立公文書館 本館 | |
入場料 | 無料 |
日時 | 平成28年11月2日(水)、11月30日(水)午後2時〜午後2時30分 |
場所 | 国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)1階展示ホール |
企画展の見所について企画者が解説します。事前申込みは不要です。 |
日時 | 平成28年8月8日(月)〜8月15日(月)(終了しました) |
場所 | 国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)1階展示ホール |
「終戦の詔書」の原本を展示します。 |
日時 | 平成28年11月10日(木) 午後7時〜午後8時30分 (午後6時30分開場)(終了しました) |
場所 | 千代田区役所4階=401会議室 |
定員 | 50名(事前申込み制・先着順)※千代田区立図書館の利用登録は不要です。 |
書物を愛する人々(蔵書家)は、どのようにして書物を収集・保管し、そして活用したのでしょう。仁正寺藩(にしょうじはん、現在の滋賀県蒲生郡)の藩主・市橋長昭(いちはしながあき、1773〜1814)は、蔵書の中から選りすぐりの漢籍30点を湯島聖堂に献納し、学問の発展を願いました。また大坂の豪商・木村蒹葭堂(きむらけんかどう、1736〜1802)の蔵書は、その死後、幕府へと献上されました。本展示では、国立公文書館のコレクション形成に大きく寄与した蔵書家を紹介するとともに、書物の奥深い世界を紹介します。
〔宋版〕東坡集(そうはん とうばしゅう)
北宋(960〜1127)を代表する文人・蘇軾(そしょく、1036〜1101)の詩文集です。 本書は、『東坡集』として現存する最古の版本で、南宋(1127〜1279)の時代に刊行されました。旧蔵者は、仁正寺藩主の市橋長昭で、湯島聖堂へと献納した三十部のうちの一つです。昭和31年(1956)に国の重要文化財に指定されています。
〔宋版〕予章先生集(そうはん よしょうせんせいしゅう、『予章先生文集』とも)
北宋の文人・黄庭堅(こうていけん、1045〜1105)の詩文集です。本書は、南宋の時代に刊行されたもので、黄庭堅の詩文集として最初のものといわれています。旧蔵者は、『東坡集』と同じく市橋長昭で、『東坡集』とともに湯島聖堂へと献納されました。昭和32年(1957)に国の重要文化財に指定されています。
〔宋版〕鉅宋広韻(そうはん きょそうこういん)
26,194の漢字を、206の韻(漢字音の末尾のひびき)に基づいて分類整理し、それぞれの漢字の発音と意味とを記した韻書といわれる書物です。本書は、『鉅宋広韻』のうちで最も古い刊本で、一冊も欠けずに現在まで伝わるものは、当館の所蔵本だけです。旧蔵者は、大坂の豪商・木村蒹葭堂で、その死後、約三千冊の蔵書が昌平坂学問所に収蔵されました。昭和32年(1957)に国の重要文化財に指定されています。
康煕字典(こうきじてん)
清の康煕帝(在位1661〜1722)の命によって編纂された漢字字典です。本書は、小笠原氏(小倉新田藩主)が湯島聖堂に献納した書物で、美しい装丁の帙(ちつ)(書物を保護する包み)はもちろんのこと、この書物を収めた書箱も見事な出来映えです。