会期 | 平成28年1月9日(土)〜 3月5日(土) |
開館時間 | 月〜土曜日 午前9時15分〜午後5時00分 |
※日曜・祝日は休止 | |
会場 | 国立公文書館 本館 |
入場料 | 無料 |
日時 | 平成28年1月20日(水)、2月17日(水) 午後2時〜午後2時30分 |
場所 | 国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)1階展示場 |
展示会の見所について企画者が解説します。事前申込みは不要です。 |
日本では、明治から今日まで、出産の安全と乳幼児の保健は大きく改善されました。本展示では、近代日本の母と子、出産と育児などに関する当館所蔵資料を中心に展示し、母子の生命と健康に関する施策の歴史を振り返ります。
産婆規則
明治32年(1899)7月、「産婆規則」が制定され、産婆(現在の助産師)の資格が初めて全国的に統一されました。資料は、産婆規則が公布された際の閣議書です。
皇太子殿下御誕生に際し御下賜金に関する件
天皇陛下が御誕生になられた翌年の昭和9年(1934)2月23日、宮中で御誕生の祝宴が開かれました。この日に「児童及母性ニ対スル教化並ニ養護ニ関スル諸施設ノ資トシテ」御下賜金を賜る旨の御沙汰書が内閣総理大臣に下されました。この御下賜金に基づき、同年3月に恩賜財団愛育会が設立されました。資料はこのときの御沙汰書です。
母子保健法
資料は、母子保健法が公布された際の閣議書です。昭和40年(1965)8月、母性並びに乳児及び幼児の健康の保持と増進を図り、国民保健の向上に寄与するため、母子保健法が公布されました。同法では、母性並びに乳幼児の保健指導、健康診査、母子健康手帳の交付などの措置を定めました。翌41年1月に施行され、現在まで母子保健の中心的な位置を占めている法律です。
厚生労働省広報資料
平成18年(2006)に公募でデザインが決められたマタニティマークなど、母子保健分野の取り組みを中心とした厚生労働省の広報資料を展示します。