企画展

平成27年度 第1回企画展 恋する王朝

平成27年度 第1回企画展 恋する王朝


【展示会】
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概要

国風文化の花開いた平安時代、「恋」は雅やかなモチーフとして様々な文学作品に描かれました。本展では『伊勢物語』を中心に、1000年以上の長きにわたって人々に読み継がれてきた、貴公子や姫君たちの物語をご紹介します。



主な展示


嵯峨本第一種『伊勢物語』

嵯峨本第一種『伊勢物語』
慶長13年(1608)、本阿弥光悦(1558〜1637)・角倉素庵(1571〜1632)らが中心となって京都嵯峨で製作した豪華本。「日本史上、最も美しい書物」と称される。



小堀遠州自筆『伊勢物語』

小堀遠州自筆『伊勢物語』
作庭家・茶人として知られる小堀遠州(1579〜1647)自筆の『伊勢物語』。



承応3年版『源氏物語』

承応3年版『源氏物語』
承応3年(1654)に初めて挿絵入りで刊行された『源氏物語』。蒔絵師の山本春正(1610〜1682)が挿絵を担当した。



『竹採物語』

『竹採物語』
江戸時代前期に書写されたと考えられる『竹取物語』の写本。幕府に儒学者として仕えた林家の旧蔵。