会期 | 平成26年5月24日(土)〜7月12日(土) | |
開館時間 | 月〜土曜日 | 午前9時15分〜午後5時00分 |
※入館は閉館30分前まで、日曜日は休館 | ||
会場 | 国立公文書館 本館 | |
入場料 | 無料 |
日時 | 平成26年6月4日(水)、6月25日(水) 14時00分〜14時30分 |
場所 | 国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)1階展示場 |
展示会の見所について企画者が解説します。事前申込みは不要です。 |
江戸の料理は美味しそう。でも展示するのはグルメの本だけではありません。武士の食卓、米を節約した粗食のレシピ。さらに飢饉の食べ物まで。多彩な食文化をご覧あれ。
料理物語 (りょうりものがたり)
寛永20年(1643)刊。わが国で最初に出版された料理本。当時の武士や庶民が食していた料理や食材を挙げ、それぞれの料理のレシピ(調理法)を記した貴重な文献です。海や川の魚、野菜、茸、鳥獣などに分類された食材は実にさまざま。
江戸流行料理通 (えどりゅうこうりょうりつう)
浅草新鳥越の高級料亭「八百善」の主人が著した料理集(天保6年(1835)刊)より、八百善の冬の漬物のメニュー。八百善は「小蕪(こかぶ)早味噌漬」「たくあん漬はさみ茄子」ほか四季折々の漬物で食通(グルメ)の舌を楽しませました。
徳用食鑑 (とくようしょくかがみ)
農学者の大蔵永蔵(おおくら・ながつね)が天保4年(1833)に著した粗食のレシピ集。凶作と飢饉の広がりが予想されるなか、米食中心の大都市の住民を対象に、少ない米で食べられる料理を紹介しています。全22種の料理のなかには、ひじきご飯や豆ご飯なども。