会期 | 令和5年7月22日(土)〜9月18日(月・祝) | |
開館日時 | 月〜日曜日 | 午前9時15分〜午後5時00分 ※8月10日(木)、9月15日(金)は午後8時00分まで開催。 |
※期間中無休 ※閲覧室の開室日時とは異なります。ご注意ください。 |
会場 | 国立公文書館 東京本館 | |
入場料 | 無料 |
令和5年特別展「大正時代―公文書でたどる100年前の日本―」の展示解説会を開催いたします。 | ||
日時 |
第1回 令和5年8月16日(水)午後2時00分〜(40分程度)
第2回 令和5年9月 6日(水)午後2時00分〜(40分程度) | |
受付期間 | ||
場所 | 国立公文書館 東京本館(千代田区北の丸公園3−2)4階会議室 | |
○参加人数:40名(先着順)
○受付用メールアドレス(tenji◆archives.go.jp[※◆を@に変更])に以下の事項を記載の上、お申し込みください。 ・タイトルを「(9/6)展示解説会申込」としてください。 ・氏名(ふりがな) ・平日の日中に連絡可能な電話番号 | ||
注意事項 | お送りいただいたメールにつきましては、当館担当者より、受付確認の返信をいたします。 受付用メールアドレス(tenji◆archives.go.jp[※◆を@に変更])の受信が可能となるよう設定をお願いいたします。 受付確認のメールは、当日の受付時に、メールを印刷したもの、または携帯電話等の画面で確認させていただきます。 ※受付に関しては先着順とし、定員(40名)に達した場合には、受付を終了しますので、ご了承ください。 ※また、当日の入館にあたっては、体温の確認、手指の消毒へのご協力をお願いいたします。発熱等の体調不良が見られる場合、参加をお断りさせていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。 ※メールアドレス等の個人情報については、今回の展示解説会開催に係る事務作業にのみ使用し、終了後は速やかに破棄いたします。 ※解説会終了後の展示観覧は自由観覧となります。 ※新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止のため、中止する場合があります。 |
期間 |
令和5年8月10日(木)〜8月18日(金)
午前9時15分〜午後5時00分 (8月10日(木)は午後8時00分まで) ※初日の8月10日(木)は、午後8時00分まで ※期間中に2回、展示替えを予定しています。 (1)10日(木)〜13日(日):修正が施された部分 (2)14日(月)〜16日(水):御名御璽の部分 (3)17日(木)〜18日(金):副署の部分 |
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場所 | 国立公文書館 東京本館(千代田区北の丸公園3−2)常設展示室 | |
終戦の詔書の原本を特別に展示いたします。平成29年以来6年ぶり、令和では初めての特別展示です。 | ||
「終戦の詔書」について 昭和20年(1945)8月15日正午、戦争終結を国民に伝える玉音放送がラジオで放送されました。玉音放送では、戦争終結を国民に伝えるため、前日の8月14日に作成された「終戦の詔書」の内容を、昭和天皇が朗読した録音盤(玉音盤)が用いられました。 ポツダム宣言受諾(じゅだく)を表明した「終戦の詔書」は、8月14日の閣議において決定されました。閣議では、数回の休憩を挟みながら詔書案の修正が行われました。閣議と並行して、一方では内閣理事官の佐野小門太(さの こもんた)による公布原本の浄書(じょうしょ)が進められていました。この浄書作業は、通常では閣議決定後になされるものですが、時間の関係で閣議決定を待たずに始められました。 そのため、詔書の公布原本にも修正を加える必要が生じましたが、書き直す余裕がなく、用紙を削り、あるいは括弧を用いて字句を書き足すという、通常では行うことがない対応がとられました。 |
展示箇所と見どころ (1)修正が施された部分 展示期間:8月10日(木)〜13日(日) 「終戦の詔書」は8月9日、ポツダム宣言の受諾が決定された後に文案の準備が始められたとされています。その文案をもとに、8月14日の閣議で詔書案の検討が行われました。 閣議が長時間に及んだことから閣議と併行して浄書が進められていましたが、閣議で文案が修正・追加され、公布原本も修正する必要が生じました。しかし、全体を書き直す時間がなかったことから、展示箇所で見られるように、用紙を削り、あるいは括弧を用いて字句を書き足すという、通常では行うことがない対応がとられました。修正箇所の「戦局必スシモ好転セス」は、陸軍を中心に強い反対を受けて修正されたことが知られています。 (2)御名御璽の部分 展示期間:8月14日(月)〜16日(水) 「終戦の詔書」は閣議における文案の検討や浄書の作業が行われたのち、8月14日深夜に昭和天皇による朗読の録音が行われました。録音されたレコードは天皇の肉声が記録されたことから「玉音盤」と呼ばれています。 玉音放送は15日正午に行われました。展示箇所には、玉音放送の一節として広く知られている「堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ萬世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス」の部分が確認できます。 (3)副署の部分 展示期間:8月17日(木)〜18日(金) 「終戦の詔書」には昭和20年8月14日の日付とともに、内閣総理大臣鈴木貫太郎をはじめ、海軍大臣米内光政、陸軍大臣阿南惟幾、外務大臣東郷茂徳など、当時の鈴木内閣の閣僚全員の署名があります。 陸軍大臣の阿南は、「終戦の詔書」の公布原本に署名した後、8月15日未明に自決しています。 |
令和5年特別展「大正時代―公文書でたどる100年前の日本―」の記念講演会を開催いたします。 | ||
日時 | 令和5年7月28日(金)午後4時00分〜(60分程度) | |
演題・講師 |
「挑戦と変革の15年―明治と昭和のはざまで」
清水唯一朗氏(慶應義塾大学総合政策学部教授) |
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場所 | 国立公文書館 東京本館(千代田区北の丸公園3−2)4階会議室 | |
参加費 | 無料 | |
参加人数 | 50名(事前申込制) | |
募集方法 | メールにより、参加受付を行います。受付用メールアドレス(tenji◆archives.go.jp[※◆を@に変更])に以下の事項を記載の上、お申し込みください。 ・タイトルを「7/28記念講演会申込」としてください。 ・氏名(ふりがな) ・平日の日中に連絡可能な電話番号 | |
受付締切 | ||
注意事項 | お送りいただいたメールにつきましては、当館担当者より、受付確認の返信をいたします。 受付用メールアドレス(tenji◆archives.go.jp[※◆を@に変更])の受信が可能となるよう設定をお願いいたします。 受付確認のメールは、当日の受付時に、メールを印刷したもの、または携帯電話等の画面で確認させていただきます。 ※受付に関しては先着順とし、定員(50名)に達した場合には、申込を終了しますので、ご了承ください。 ※また、当日の入館にあたっては、体温の確認、手指の消毒へのご協力をお願いいたします。発熱等の体調不良が見られる場合、参加をお断りさせていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。 ※メールアドレス等の個人情報については、今回の記念講演会開催に係る事務作業にのみ使用し、終了後は速やかに破棄いたします。 ※新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止のため、中止する場合があります。 |
今から約100年前、大正時代(1912〜1926)には、政党を基盤とした議会政治の確立、男子普通選挙の実現、女性の社会進出、教育の充実と子どもの保護、国際連盟の発足といった、現在の私たちともつながりのある動きが生まれていました。一方、第一次世界大戦や、発生から100年を迎える関東大震災など、現在も多くの人々に記憶される出来事も起きています。 本展では、今から約100年前の日本がどの様な時代だったのか、国立公文書館が所蔵する資料からご紹介します。
明治四十五年七月三十日以後ヲ改メテ大正元年ト為ス
明治45年(1912)7月30日、明治天皇の崩御に伴い、皇太子嘉仁親王が践祚、7月30日以後を大正元年とする改元が行われました。画像は改元に関する詔書で、
明治時代に定められた制度に従い、改元が行われることが書かれています。
帝都復興計画案ノ大綱
大正12年(1923)9月1日に発生した関東大震災により、東京や横浜を中心に、関東・東海地方各地に甚大な被害が発生しました。
政府は応急的な救援活動を行う他、東京・横浜を中心とした本格的な復興計画を策定します。資料は大正12年11月22日に閣議決定された帝都復興計画案の大綱です。大綱では、街路の整備、公園や市場の配置、土地区画整理、防火措置、港湾や運河の整備が掲げられ、総額5億円を超える規模の事業が計画されました。
この計画は帝都復興審議会、帝国議会で大幅な予算削減が行われ、一部の事業が実現するにとどまりました。
衆議院議員選挙法改正
大正時代は、選挙権・被選挙権に対する所得制限を撤廃する普通選挙や女性参政権の実現など、国民の政治参加を求める声が高まりました。
大正14年5月に改正された衆議院議員選挙法の第5条で、男性の選挙権・被選挙権に年齢以外の制限がなくなり、いわゆる男子普通選挙が実現しました。